活動報告activity report
お知らせ
令和3年度 静岡県議会議員と大学生の意見交換会
「静岡県を若者が住みやすいまちにするために、若者が考える静岡県の課題と今後」をテーマとして意見交換を行いました。
第1回 | 12月8日(水)14:00~16:30(本会議傍聴含む) 401会議室 |
第2回 | 2月25日(金)15:30~16:45 401会議室 |
参加学生 静岡県立大学短期大学部
参加議員 加藤元章議員(自民改革会議) 小沼秀朗(自民改革会議)
【第1回目】テーマについての現状把握を目的に意見交換を行いました。
〈学生の意見〉
・卒業後は静岡に戻りたい人も多いが、趣味や娯楽となるようなものがあまりない。
・良い大学があれば県内で進学したかった、もっと選択肢が欲しい。公立の4年制の福祉大学も欲しい。大学に大きな図書館もあるとよい。
・県内大学の通学に、新幹線だけでなく、在来線の補助もあるとよい。長泉町の通学補助は地域活動参加の条件がある、長期的視点で使いやすい手当にしてほしい。
〈議員の意見〉
・学生の皆様が望む大学とは、どのような大学であるのか意見を聞きたい。
・通学費用補助制度や大学等教育機関の現状、障がいについての教育の状況、就職時の東部、中部、西部地域の現状等についてお伝えしました。
【第2回目】「若者が静岡に持つ期待」、「静岡県の子どもに関する課題と考察」、「若者の政治参加について」等について、学生の皆様から発表がありました。
〈学生の意見〉
・若者と政治との距離は、大人が思っているより遠く、若者は今を生きるのに必死で、どうしても政治の優先度は低くなっている。政治を理解する機会を作るなど、距離を近づけることが必要である。
・実際の議員が学校で対話したり、学校で演説したり、プレ選挙を行ってはどうか。
〈議員の意見〉
・学生の皆様から「まちづくりについて考えていることや意見をどこに提案し、伝えたらよいのかわからない」というご意見があった。そういった声を聞ける体制に改善していくことも政治家の仕事である。
・政治家の方から学生の皆さんに歩み寄り、学生の皆さんに思いを伝えていかなければならない。政治の内容について発信の方法を改善していかねばならない。
学生の皆様は、大変真面目な皆様ばかりで関心致しました。また、住みたくなるまちの将来や、自分の将来について良く考えていらっしゃいました。しかし、政治に関しては「政治は、わかりにくい。距離がある。」「政治と関わりを持ちたくても、どのような手段を取れば私達の身近なものになるのかわからない。」といった感想が多くありました。私自身も、20代前半の頃には、同じような感想を持っていたと思います。現在、息子が大学2年生ですが、息子とその友人達と、今回の様な意見交換会をした時、どんな意見を述べるのか大変興味が湧きました。世代を越えて、政治が身近に感じるような活動を展開していかなければ、静岡県の政治は遠いままになっってしまうと実感しました。今後も、「若者の声を、幅広い世代の声を、政治に反映できるまちづくり」を常に心掛けて活動してまいります。
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